スクラブチフスとは何か
概要
スクラブチフスは、ツツガムシ(Orientia tsutsugamushi)という細菌が原因で起こる感染症です。主にダニの幼虫(チャグ)に刺されることで人に感染します。東南アジア、日本、中国、インド、北オーストラリアの農村部で特に多く見られます。
症状
感染後約10〜12日で以下のような症状が現れます。
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉痛
- 寒気
- 体幹部に出現し、四肢へ広がる発疹
- リンパ節腫脹
- 吐き気・嘔吐
- 咳嗽
- 下痢
重篤化するリスク
重症化すると肺炎、髄膜炎、脳炎などの合併症を起こすことがあります。早期に抗生物質で治療しないと、命に関わる可能性があります。
予防法
感染リスクが高い地域へ行く際は、次の対策を徹底しましょう。
- 長袖・長ズボンを着用し、草むらや林の中での露出を減らす
- DEET を含む虫除けスプレーを使用する
- ネズミやダニがいる環境を避ける
- 屋外活動後は全身をチェックし、ダニやチャグを取り除く
治療と受診の目安
発熱や発疹などの症状が出たら、速やかに医療機関を受診してください。早期診断と抗生物質投与が合併症の予防に不可欠です。
