クローン病の血液検査について

血液検査のポイント

血液検査はクローン病の診断に役立つ情報を提供しますが、単独で病気の有無を確定することはできません。その他の検査と併せて総合的に評価する必要があります。

抗体検査

炎症性腸疾患(IBD)患者の血液には特定の抗体が出現することがあります。抗体の有無や種類は、クローン病か潰瘍性大腸炎かの鑑別に利用できますが、すべての患者に抗体が見られるわけではありません。

貧血のチェック

クローン病では腸管からの出血や栄養吸収不良により貧血が起こりやすいです。赤血球数やヘモグロビン濃度を測定する血液検査で貧血の有無を確認します。

感染・炎症の指標

白血球数の増加は体内で炎症や感染が起きているサインです。血液検査で白血球数が高い場合、クローン病の活動性が高い可能性があります。

その他の検査

血液検査に加えて、内視鏡検査(大腸鏡・小腸鏡)や画像検査(バリウム注腸、CT、MRI)などで腸の状態を直接観察します。また、便潜血検査や糞便培養も併用されます。

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