虫垂が破裂したとき、体内にどのような影響があるか

虫垂が破裂(穿孔)すると、腸内細菌や糞便が腹腔内に漏れ出します。腹腔は腸や他の腹部臓器が収まる空間です。この汚染により腹膜炎(ペリトナイトス)が起こり、迅速な治療がなければ致命的です。

腹膜炎の主な症状は、激しい腹痛、発熱、寒気、吐き気、嘔吐、下痢などです。

破裂に伴う主な合併症

1. 膿瘍(のうよう)形成

腹部や虫垂周囲に膿がたまった膿瘍ができることがあります。放置すると近くの組織を侵食したり、感染が他の部位へ拡がる恐れがあります。

2. 敗血症(せいけつしょう)

破裂した虫垂から細菌が血流に乗って全身に広がると、敗血症となります。これは緊急の治療が必要な、生命を脅かす重篤な状態です。

3. 周囲臓器の穿孔

膿瘍や破裂が進行すると、隣接する臓器(例:肝臓や腸)を穿孔させ、さらに腹腔内に汚染が広がります。これにより肝膿瘍や腸穿孔による糞便性腹膜炎など、重篤な感染症が発生します。

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