結節性紅斑とは:症状・原因・合併症のポイント
結節性紅斑は、皮下脂肪層の炎症によって起こる炎症性皮膚疾患です。主にすねに、圧痛を伴う赤い結節が出現します。発症のきっかけはさまざまで、感染症、薬剤、全身性疾患が後に続くことが多いです。
主な症状
- エンドウ豆大からゴルフボール大までの、赤く痛みを伴う結節
- 発熱・悪寒
- 関節痛や関節の腫れ
- 倦怠感、体力低下、食欲不振
- 蕁麻疹や広範な皮疹
- リンパ節の腫脹
合併症として注意すべき疾患
- 深部静脈血栓症(DVT)
- 肺塞栓症(PE)
- 腎機能障害
- 肝機能障害
- 心臓合併症
診断と治療のポイント
症状が疑われる場合は、皮膚科やリウマチ科の医師による早期の評価が重要です。診断は臨床所見と必要に応じた血液検査、画像検査で行われ、基礎疾患の有無を確認します。治療は、痛みの緩和と炎症の抑制、そして原因となる感染症や薬剤の除去を中心に行います。
参考文献:American Academy of Dermatology、Mayo Clinic、UpToDate。
