透析とは何か:対象者と仕組み

透析が必要な人とは

腎機能が著しく低下した人、腎不全や慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害(AKI)などで、腎臓が血液を十分にろ過できなくなった場合に透析が行われます。

透析の基本的な仕組み

透析は血液中の老廃物や余分な水分を除去し、体内のバランスを保つ医療処置です。主に2つの方法があります。

1. 血液透析(ヘモダイアリシス)

血液透析では、ダイアライザーと呼ばれる装置に血液を通し、半透膜を通じて老廃物と余分な水分を取り除きます。赤血球や白血球、タンパク質、血小板は残ります。通常は透析センターや病院で、週3回、1回数時間のセッションが行われます。

2. 腹膜透析(パリトニアル・ダイアリシス)

腹膜透析は、腹腔内の腹膜を自然のフィルターとして利用します。カテーテルを通じて透析液を腹腔に注入し、老廃物と余分な水分が血管から透析液へ拡散します。一定時間後に液を排出し、入れ替えます。自宅で実施でき、スケジュールや生活スタイルに柔軟に対応できます。

透析方法の選択基準

どちらの方法が適しているかは、患者さんの病状、全身状態、生活環境、本人の希望などを総合的に評価して医師が判断します。

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