骨盤癒着を防ぐ成功法

はじめに

帝王切開、卵管手術、筋腫摘出術、開腹手術、癒着除去術、卵巣手術などの骨盤手術では、術後に腹腔内の臓器が瘢痕組織とくっつく「骨盤癒着」が起こりやすくなります。Gynecareの調査によると、卵巣手術を受けた患者の約75%が骨盤癒着を経験するとされています。Interceedバリアを使用すると、癒着発生率が47%低減することが臨床的に確認されています。ただし、Interceedの適用は内部手術になるため、外科医のみが実施できます。

必要なもの

  • はさみ
  • 手術用灌流液(1〜2 ml)

使用手順

  1. 手術部位の大きさに合わせてInterceedバリアをカットし、縫合前にすぐ適用します。

  2. バリアは単層で傷部に貼り付け、完全に乾燥させます。血液が付着した場合はすぐに廃棄してください。卵巣と卵管など、異なる部位を同一のバリアで覆わないよう注意し、薄い細胞膜にしっかりと付着させることで縫合の必要がなくなります。

  3. 灌流液を1〜2 mlほどバリアに滴下し、しっかりと濡らします。濡らした際にバリアが浮き上がったら直ちに廃棄し、乾いた新しいバリアに交換します。手で軽く押さえて位置を固定し、組織への密着を確保します。

  4. 適用後1〜2分経過したらバリアの色を確認します。黒や暗褐色に変化した場合は血液が浸入したサインで、効果が失われます。この状態ではバリアを除去し、止血が完了するまで再適用はできません。止血が確認できたら、再度乾いたバリアを適用してください。

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