発作後の回復方法
発作は脳内の電気活動が急激に高まる現象で、通常は5分未満、数秒で収まることもあります。発作中の人は突然倒れ、反応がなくなる、意識を失う、または制御できない痙攣を起こすことがありますが、多くの発作は軽度で他人にはほとんど分からないこともあります。原因はてんかんなどの疾患、頭部外傷、高熱、中毒など多岐にわたります。回復は発作の種類や持続時間によって異なります。
安静にする
発作後に最も重要なのは、体を十分に休ませ回復させることです。極度の疲労感を覚え、数時間の睡眠が必要になることがあります。睡眠は合併症のサインではなく、自然な回復プロセスです。発作直後に眠りに入った場合は、無理に起こさないようにしましょう。ただし、深い睡眠状態から約30分以上経過しても覚醒できない場合は、医療機関への受診が必要です。
子どもの場合
子どもが発作を起こした場合、保護者や介護者が適切にサポートすることが重要です。発作が終わったと判断したら、まず子どもを横向きに寝かせます(回復体位)。発作中に無理に動かすことは避けてください。また、失禁や排尿が起こることがあります。子どもが完全に意識を取り戻し、会話ができるようになったら、飲み物や軽食を与えて体力回復を助けましょう。
医療機関を受診すべき時
多くの場合、発作後に特別な問題は生じませんが、以下のサインが見られたら直ちに医療機関を受診してください。初めて発作を起こしたときは特に重要です。既にてんかんなどの診断がある場合でも、次の状況が発生したら緊急の対応が必要です。①顔や首が青白くなる。②発作が5分以上続く。③頭部に外傷がある。
