肺葉切除術後の空気漏れについて
概要
肺葉切除術(肺の一葉を切除する手術)は、がんや治療が難しい肺疾患に対して行われます。手術後の合併症として、肺からの空気漏れが起こることがあります。
期待される経過
手術後数日間は、切除部位が癒合する過程で空気が漏れることは珍しくありません。多くの患者は数日で自然に止まりますが、数日以上続く場合もあります。
留意点
一部の患者は退院時に胸管と吸引装置(プレウロバック)を装着したまま自宅へ帰ります。プレウロバックの吸引により空気漏れが続くことがあり、胸管を抜去すると漏れが止まるケースも報告されています。
警告サイン
空気漏れが1週間以上続く、または悪化する場合は追加手術が必要になることがあります。以下の症状が現れたら速やかに医師へ連絡してください。
- 呼吸困難
- 痛みが強くなる
- 胸腔ドレナージの色や量が100 ml以上変化する
