尿量が減少する原因は何ですか?
24時間で尿量が500ml未満になると健康上の問題が疑われます。暑い日や脱水症状を伴う病気で一時的に尿量が減少することはありますが、持続的な減少は正常ではありません。原因特定のために医師の診察を受けましょう。
脱水
- 脱水は、病気、激しい運動、十分な水分摂取ができないことなどで体内の水分が減少する状態です。下痢や嘔吐は脱水を速め、尿量が減少します。
- 軽度の場合は水や経口補水液(2%ブドウ糖・塩分)で補います。重度の場合は点滴が必要です。
尿路閉塞
- 尿路閉塞(急性両側閉塞性尿路症)は、腎臓からの尿の流れが突然止まる状態で、尿量が減少します。腎結石、子宮頸がん、前立腺がん、膀胱がん、妊娠、血栓、手術後の損傷などが原因です。症状には発熱、悪心・嘔吐、頻尿、血尿、尿色の変化などがあります。
重篤なショック
- ショックは臓器への血流不足により細胞機能が低下し、尿生成が減少します。敗血症や感染症による敗血性ショックも含まれます。症状は意識混濁、呼吸困難、めまいなどです。
- 治療は医師による輸液、抗生物質、外科的処置、必要に応じて血糖、活性化タンパクC、ステロイドなどのサポートです。
薬剤の使用
- メトトレキサート、利尿薬、抗コリン薬などは尿量を減少させます。カフェインも大量摂取(1日4〜7杯、約500〜600mg)で脱水を引き起こし、尿量が減少することがあります。一方、短時間の大量摂取は一時的に尿量を増やすこともあります。
尿量の著しい減少は緊急のサインです。疑わしい場合は速やかに医療機関を受診してください。
