頭皮の痛みの原因とその対処法

頭皮の痛みは、緊張性頭痛や真菌感染、シラミなどの寄生虫、血管炎、自己免疫疾患など、さまざまな要因で生じます。原因ごとに適切な治療が必要です。

緊張性頭痛(筋肉収縮性頭痛)

ストレスや筋肉の緊張が原因で起こります。慢性的になると、髪をとかすだけでも痛みを感じることがあります。ストレス緩和で症状が改善することが多いです。

頭皮白癬(リングワーム)

伝染性の真菌感染で、頭皮にリング状の発疹やかさぶた、かゆみ、膿を伴うことがあります。衛生状態が悪い、頭皮が常に濡れている人が罹りやすいです。抗真菌薬で治療します。

シラミ

羽のない寄生虫が髪の毛に付着し、血液を吸います。刺咬によるかゆみと頭皮の痛みが主症状です。特に3〜12歳の子どもに多く、かゆみや頭部・首の腫れ、卵(ニット)を確認できます。市販のシラミ駆除シャンプーで除去します。

巨細胞性動脈炎

多発性筋痛症と関連し、頭部や頚部の動脈が炎症を起こします。血管が腫れ痛みや腫脹を伴い、特にこめかみの動脈に影響します。倦怠感、発熱、食欲不振も見られます。非ステロイド性抗炎症薬やステロイドで治療します。

天疱瘡(ペムフィグス)

自己免疫疾患の一群で、頭皮や皮膚、粘膜に痛みを伴う水疱ができます。皮膚細胞が分離し、液体が溜まって水疱が形成されます。免疫抑制剤や抗生物質で管理します。

全身性エリテマトーデス(皮膚型)

皮膚と頭皮に炎症が起こり、丸く盛り上がった痛みを伴う発疹が現れます。関節痛、貧血、長期発熱など全身症状もあります。抗炎症薬で対処します。

乾癬

慢性の皮膚疾患で、頭皮に赤く炎症した斑点や銀白色の鱗屑が付着します。局所ステロイドや光線療法、全身免疫抑制薬で治療します。

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