月経が来ない原因とは?
月経が来ない(無月経)には、年齢や生活習慣に応じてさまざまな原因があります。正常な月経は、膣・卵巣・子宮・子宮頸部が適切に機能していることが前提です。いずれかの機能が乱れると、月経が止まることがあります。医師は、3か月連続で月経が来ない場合に「無月経(アメノレア)」と診断します。
妊娠
妊娠は最も一般的な無月経の原因です。出産まで月経は再開しません。授乳中はホルモンの影響で月経が遅れることがあります。
初経直後
思春期に入って間もない若い女性は、月経が不規則になることが多く、数か月間月経が来ないこともあります。これは通常、月経開始から約1年続くことがあります。
生活習慣の変化
ストレスやトラウマが原因で無月経になることがあります。職場の問題、引っ越し、親しい人の死などが典型的なきっかけです。
体重の急激な変動
急激な体重減少や増加は無月経の要因になり得ます。摂食障害による栄養不足や、過度な運動も体に過度な負荷をかけ、正常な月経サイクルを妨げます。
精神的疾患
重度の不安障害やうつ病などの精神疾患は、月経サイクルに影響を与えることがあります。偽妊娠(妊娠していないのに妊娠したと信じる状態)でも同様です。
ホルモンの問題
ホルモンバランスの乱れは月経停止の大きな原因です。例えば、男性化症候群や低エストロゲンの経口避妊薬使用後に月経が止まることがあります。また、卵胞が成熟せず排卵が起こらない「無排卵」も早発閉経の一形態として月経が止まります。
その他の疾患
クラミジアなどの性感染症は月経に影響し、放置すると不妊につながります。子宮外妊娠や子宮頸部・卵管の異常、脳腫瘍やがんなどの重篤な病気、化学療法・放射線治療といった医療処置も月経を停止させることがあります。
