顎関節症(TMJ)のサインと症状
顎関節症(TMJ)は、顎周辺の関節や筋肉に問題が生じる状態です。米国国立医学図書館によると、顎の構造に過度の物理的ストレスがかかることが主な原因とされています。対象となる組織は、顎・顔・首の筋肉、靭帯、血管、神経、歯、そして顎関節の軟骨ディスクです。
顎や耳の痛み
- 顎、耳、こめかみ、頬のいずれかに鋭い痛みや鈍い痛みを感じます。飲み込む、あくびをする、会話や咀嚼をするたびに痛みが出ることが多く、耳の痛みは耳の感染症に似た感覚です。
顎の音(ポッピング・クリック音)
- 顎を大きく開くときや会話中に、ポップ音やクリック音、さらにはすり減るような音が聞こえることがあります。
顎のロック(開口障害)
- 顎が一定の位置でロックしたり、少ししか開かなくなることがあります。重症例では顎関節が脱臼し、開いた状態でロックすることもあります。
顎や顔面の圧痛
- 診察時に医師が顎や顔面を触診すると、圧痛部位が見つかることがあります。
筋肉の痙攣
- 咀嚼や噛む際に顎のラインに沿って筋肉が痙攣し、違和感を覚えることがあります。
噛み合わせの不均衡
- 一部の歯が他の歯より早く接触することで、噛み合わせが不均衡になることがあります。メイヨークリニックでは、噛み合わせのチェックが重要視されています。
耳鳴り
- 多くの患者は上記の症状を併発しますが、稀に耳鳴り(ティンナイツ)を訴えることもあります。
