オストミー患者のための旅行ガイド
オストミーは、病気や癌、体の異常により外科的に作られた開口部で、体内の排泄物を外に出すためのものです。パウチと呼ばれる袋を開口部に装着し、排泄物を受け取ります。ベルトやカバー、皮膚バリアワイプなどのアクセサリーを併用し、セルフケアが可能です。正しい知識と準備があれば、旅行も安心です。
必要なもの
- オストミー用パウチ
- オストミーアクセサリー(ベルト、カバー、皮膚バリアワイプ等)
- 医師の診断書(ステートメント)
旅行の際のポイント
- 飛行機利用の場合は、事前にパウチをカットしておくと、現地でハサミを持ち歩く必要がなくなります。
- オストミー用品は機内持ち込みと預け荷物の両方に入れ、紛失に備えて余分に用意します。車での移動時は車内の涼しい場所に保管し、ワイプ、ティッシュ、テープ、灌流用のボトル入り水、処分用バッグ、下痢止め(イモジウムやカオリン)なども忘れずに。
- 医師からの「オストミー用品が必要である」旨の文書を持参し、名前・住所・電話番号を明記しておきます。荷物検査時の誤解防止に役立ちます。
- 車での旅行は、定期的にパウチの状態を確認できる休憩場所を事前に計画します。飛行機利用時は、乗り継ぎの際に空港でパウチをチェックする時間を確保しましょう。
- 旅行中は1時間ごとに水やフルーツジュースを1杯飲み、足を1分程度立たせて血行を促進し、足の痙攣を防ぎます。異常な症状が出たらすぐに医師やオストミーノースに連絡できるよう、電話番号を手元に用意してください。激しい痙攣、切創、出血、皮膚の炎症、4時間以上の排出停止などは緊急です。
