高いPSA値の原因―がん以外の要因

PSA検査は血液中の前立腺特異抗原(PSA)の濃度を測定する検査です。PSA値が高いからといって必ずしも前立腺がんとは限らず、多くの男性は他の原因で上昇しています。

感染症

前立腺炎や尿路感染症などの感染はPSAを上昇させます。前立腺炎は前立腺の炎症で、腎臓・尿管・膀胱・尿道のいずれかに感染がある場合も同様です。

外傷・医療処置

前立腺周辺への外傷や医療処置(シストスコピー、前立腺生検、経尿道的操作、尿道カテーテル挿入など)は、検査後約6週間までPSAを上昇させることがあります。

射精

射精後24時間以内に採血すると、血中のPSAが一時的に上昇します。

前立腺の異常(良性前立腺肥大)

良性前立腺肥大(BPH)は加齢男性に多く見られ、前立腺組織が増えることでPSAが上がります。

検査結果の留意点

PSAは様々な要因で上昇し得るため、偽陽性の可能性があります。医師は再検査や画像診断、必要に応じて生検など追加検査を行い、正確な診断を下します。

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