手根管症候群の手術を回避するための対策
手根管症候群とは
米国国立衛生研究所(NIH)によると、手根管症候群は正中神経が圧迫されることで起こります。正中神経は前腕から手に走り、手根管という手の付け根のトンネル内に収まっています。腱が炎症を起こすとトンネルが狭くなり、神経が圧迫されます。主な症状は痛み、しびれ、うずき、筋力低下です。
必要なもの
- サポーターまたはスプリント
- 冷却パック
- 温熱パック
- 鎮痛剤
対策手順
できるだけ早く治療を開始し、手や手首へのダメージを最小限に抑えましょう。医師や理学療法士と相談し、原因を特定します。外傷、嚢胞、妊娠によるむくみなどが原因になることがありますが、作業中の身体的負荷や繰り返し動作、振動工具の使用など、改善可能な要因も多くあります。
日中は手首と手をこまめに休ませます。仕事が原因の場合は、別の職種への転職も検討してください。手首に負担をかける動作は避け、激しい痛みやしびれが続く場合は症状が改善するまで休むことが必要です。
サポーターやスプリントで手首と前腕を固定します。薬局やスーパーマーケットで購入でき、前腕まで覆うタイプを選びましょう。運動時や睡眠中に装着し、症状の悪化を防ぎます。
炎症を抑えるために、冷却と温熱を交互に行います。タオルで包んだ氷パックや冷凍野菜を15分程度当て、その後温熱パッドで温めます。冷やしすぎに注意してください。
イブプロフェンやアスピリンなどのNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)で痛みを一時的に和らげます。用法・用量は薬剤のラベルに従い、必要に応じて医師にステロイド系の処方を相談してください。
症状が改善しない場合は、手術を検討する前に専門医に再評価を受けることをおすすめします。
