凍結肩(癒着性肩関節拘縮)の理学療法とエクササイズ
癒着性肩関節拘縮(凍結肩)とは
凍結肩は、肩関節の炎症が過度に起こり、可動域が制限される比較的一般的な疾患です。抗炎症薬で症状は緩和できますが、可動域回復には理学療法のエクササイズが不可欠です。
原因と症状
- 肩関節の可動域が部分的に制限され、完全に動かせなくなることはまれです。
- 上腕骨が肩甲骨の関節窩に入る部位で炎症が起こります。
- 原因は不明なことが多いですが、糖尿病、手術後、甲状腺機能亢進症などが誘因になることがあります。
理学療法の目的
主な目的は失われた可動域を取り戻し、再発を防止することです。ストレッチング・インスティテュートによれば、関節を正常な位置に保ち、靭帯や腱の長さを適正に保つことが炎症予防の鍵です。
エクササイズ例:壁登り
FamilyDoctor.orgが推奨する簡単なエクササイズです。壁に向かって立ち、肩高さ程度に手を軽く置きます。指先で壁を「登る」ように、腕を徐々に上方へ伸ばします。数インチずつ上げ、20〜30秒間その位置を保持し、さらに上げられる限界まで繰り返します。
肩のストレッチ
背中で手を組み、肘を伸ばしたまま腕をまっすぐにします。そのまま腕を背中側に上げ、肩に軽い違和感が出る程度まで持ち上げます。10〜15秒保持し、ゆっくりリラックスします。
実施頻度
効果を最大化するには、毎日ストレッチとリハビリエクササイズを行うことが理想です。毎日が難しい場合でも、激しい運動を行う前に必ず実施し、再受傷のリスクを低減させましょう。ストレッチは常にゆっくりと行い、軽い違和感が出たらすぐに中止してください。
