タバコの煙は体全体にさまざまな悪影響を及ぼします。血圧上昇や血栓、歯周病、免疫力低下などが知られていますが、特に肺へのダメージは深刻です。煙は直接肺に入り込み、長期的に多くの呼吸器疾患を引き起こします。

肺がん

タバコの煙に含まれるタールや有害物質が肺内部に付着し、細胞のDNAを損傷します。その結果、肺がんのリスクが大幅に上昇します。

肺気腫(肺胞の破壊)

煙に含まれる酸化剤が肺の細胞繊維の弾力性を失わせ、肺胞が破壊されます。これにより肺気腫が進行し、酸素交換が妨げられます。

呼吸困難

喫煙者は息切れを感じやすく、軽い動作でも息が上がります。肺機能の低下により、日常的な活動が困難になることがあります。

喘息

受動喫煙も大きな問題です。子どもが親の喫煙した煙を吸い込むと、喘息を発症しやすくなります。

慢性気管支炎

タバコは慢性気管支炎を引き起こし、肺内で過剰な粘液が産生され続けます。その結果、咳や痰が止まらない状態が続きます。