大人の鼻血対策と治療法
典型的な鼻血の原因
鼻血は多くの場合、鼻をほじる行為や軽い外傷が原因です。子どもに多いのは、この習慣や遊び中の衝突が原因で、鼻の前部にある細い血管が切れやすいためです。
後部鼻血の原因
大人になると、鼻の奥(後部)から出血することがあります。加齢に伴う動脈硬化で血管が狭くなると、後部鼻血が起きやすくなります。子どもに比べて大人の方がこのタイプの鼻血に罹りやすいです。
自宅での対処法
軽度の鼻血は自宅で止められます。最も効果的なのは、鼻の穴を10分間しっかりとつまむことです。氷で冷やす、頭の位置を変える、鼻にティッシュを詰めるといった方法は効果が低いとされています。
医師の診察が必要なとき
10分間つまんでも止まらない場合は、早めに医師の診察を受けましょう。医師は鼻腔内を観察し、出血部位を特定します。多くの場合、特別な処置は不要で自然に止血します。
医療処置の種類
出血が止まらない場合、医師は以下のような処置を行います。
- ガーゼやスポンジで鼻腔を詰め、圧迫して止血させる(数日後に除去)。
- 化学薬品やレーザーで血管を焼灼(焼き固め)し、出血を止める。
後部鼻血の治療
後部鼻血はつまむだけでは止まりにくく、血液が喉に流れ込むことがあります。医師はガーゼや膨らむバルーン装置で血管を圧迫することがありますが、痛みや感染リスクがあるため入院が必要になることもあります。多くの場合、焼灼による止血が選択されます。
予防策
鼻血が頻繁に起こる人は、以下の対策で予防できます。
- 乾燥した冬場は加湿器を使用し、鼻腔の湿度を保つ。
- 鼻内部にワセリンなどの保湿剤を少量塗布し、乾燥やひび割れを防ぐ。
- 鼻を強くこすったり、指でほじったりしないように心がける。
