麻痺した方への栄養管理方法
麻痺した方が十分な栄養を取ることは大きな課題です。麻痺の程度により、精神は健在でも身体が自動的に反応しなくなることがあります。介護者として、適切な食事の提供方法を知っておくことが重要です。
手順
- 嚥下能力の確認:本人が自力で飲み込みや舌の動きをできるか確認します。できない場合は、胃(または小腸)に直接液体食を注入する胃瘻チューブが必要になることがあります。医療スタッフに使用方法と適切な食事の種類を指導してもらいましょう。
- 食事の種類を判断:嚥下が可能なら、バランスの取れた普通の食事でも問題ありません。ただし、運動量が制限されるため、カロリーと栄養素のバランスに注意が必要です。
- 食事を柔らかくする:多くの場合、赤ちゃん用のピューレや加熱してつぶした食品、または市販の栄養補助飲料(例:エンシュア)を使用します。
- 時間と心遣いを持つ:食事は時間がかかり、時に散らかることがあります。目を合わせて会話を交わし、否定的な言葉は避け、本人の尊厳を保ちましょう。
- 医師に相談する:不安や疑問があれば遠慮せず医師に質問し、必要なら栄養士や言語聴覚士のサポートも受けましょう。
