成人失禁の主な原因
失禁とは、膀胱が尿を十分に保持できず、漏れが生じる状態です。主に骨盤底筋が適切に収縮・弛緩しないことが原因とされていますが、さまざまな要因が関与します。
感染症
- 尿路感染症は、細菌が尿道や膀胱に侵入することで起こり、膀胱の感覚や収縮機能が乱れ、失禁を引き起こすことがあります。
妊娠
- 妊娠中は骨盤底筋が伸び弱くなるため、膀胱のコントロールが低下し、失禁しやすくなります。
炎症(膀胱炎・間質性膀胱炎)
- 膀胱壁が炎症を起こす間質性膀胱炎などは、膀胱の感覚過敏や収縮異常を招き、失禁の原因となります。
前立腺の問題
- 前立腺肥大、前立腺炎、前立腺がんなどの前立腺疾患は、尿道や膀胱の排尿機能に影響し、失禁を引き起こすことがあります。
薬剤の副作用
- 利尿剤や睡眠薬など、一部の薬は膀胱の収縮を抑制したり、頻尿を促したりして失禁を悪化させます。
過度のアルコール摂取
- アルコールは利尿作用が強く、膀胱を急速に満たすと同時に中枢神経を抑制し、排尿感覚が鈍くなるため、失禁しやすくなります。
これらの要因は単独で起こることもあれば、複数が重なって症状が現れることもあります。症状が続く場合は、専門医に相談し適切な検査・治療を受けることが重要です。
