寝汗(夜間発汗)とは?原因と対策
朝目覚めたときに自分の汗でベッドが濡れていると、不快で心配になります。寝汗の原因はさまざまで、医師と相談すれば正確な原因を特定できることが多いです。
更年期
閉経期の女性は、ホットフラッシュや寝汗を経験しやすくなります。女性が生殖年齢を終え、月経が永久に止まることでホルモンバランスが大きく変動し、夜間に大量の発汗が起こります。
多汗症(原発性多汗症)
多汗症は、涼しい環境でも予測できないほど大量に汗をかく状態です。米国国立衛生研究所によると、成人の約2〜4%がこの症状に悩んでいます。原因は不明ですが、遺伝的要因が関与していると考えられています。
腫瘍
特定の腫瘍は寝汗を引き起こすことがあります。ホジキン病に伴うリンパ節腫瘍、カルチノイド症候群(腸管腫瘍)、副腎髄質腫(フェオクロモサイトーマ)などの悪性腫瘍が代表的です。また、内分泌系や神経系の良性腫瘍でも寝汗がみられることがあります。
感染症
心内膜炎や骨髄炎などの感染症は寝汗の原因となります。肝臓の化膿性膿瘍(膿瘍性肝膿瘍)も、夜間に大量の汗をかかせることがあります。
発熱
体が熱と闘っているときに寝汗が出ることがあります。風邪、尿路感染症、食中毒など、さまざまな疾患が発熱を伴い、熱が下がると寝汗も自然に止まります。
薬剤の副作用
化学療法薬(がん治療薬)や抗うつ薬、糖尿病治療薬、ステロイド、鎮痛剤など、一部の薬は副作用として寝汗を引き起こすことがあります。
