連鎖球菌性喉頭炎の治療法
連鎖球菌性喉頭炎(いわゆる溶連菌性咽頭炎)は、細菌感染により激しい喉の痛み、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、時には腹痛を伴います。治療せずに放置すると、リウマチ熱や腎臓炎(糸球体腎炎)といった重篤な合併症を引き起こす可能性があります。主に5歳から15歳の子どもに多く見られますが、年齢を問わず発症します。診断は喉スワブによる培養検査または迅速抗原検査で行われます。
抗生物質
- 細菌感染が原因のため、ペニシリン系(アモキシシリン、ペニシリン)やマクロライド系(クラリスロマイシン、アジスロマイシン)などが処方されます。セフェム系やクリンダマイシンも代替薬として使用されます。
- 服用開始から24〜48時間で症状が改善し始めますが、再発や合併症を防ぐため、医師の指示どおり全期間を完了することが重要です。
鎮痛剤・解熱剤
- 市販の鎮痛解熱剤(イブプロフェン、アセトアミノフェン)は、喉の痛みや熱、頭痛の緩和に有効です。
- アスピリンは、子どもや思春期の若者に対してはレイ症候群のリスクがあるため使用しないでください。
自宅療法
- 温かい塩水でうがい(コップ1杯の水に小さじ1/4の塩を溶かす)を1日数回行うと、喉の炎症が和らぎます。
- 酸味の強い食べ物(トマト、オレンジジュース)を避け、氷菓子やアイスクリームなど冷たいものや、はちみつ入りの温かいお茶で喉を潤すと楽になります。
