鼻中隔の逸脱に伴う症状とサイン
内部的なサイン
鼻中隔の逸脱は外見だけでは分かりにくいことがありますが、医師は検査で確認できます。鼻鏡と特殊照明で歪みが確認でき、頻繁な副鼻腔炎がある場合は腫れが見られます。鼻腔のサイズ差も内部から観察できます。診断は視診と症状の問診で行います。
鼻汁・鼻出血の増加
逸脱した鼻中隔は乾燥しやすく、鼻血が出やすくなります。また、鼻腔が狭くなることで粘液が溜まりやすく、喉に流れ落ちる後鼻漏が増えます。粘液の滞留は感染の温床となり、さらに鼻汁が増えることがあります。
呼吸困難
片方の鼻腔が著しく狭くなると、呼吸が妨げられます。特に夜間に鼻音が大きくなることがあり、乳幼児や子どもではいびきや呼吸音が顕著です。
痛み
顔面痛や頭痛は副鼻腔炎や鼻詰まりが原因で起こります。後鼻漏があると喉の痛みも生じます。風邪や季節性アレルギーの症状が鼻中隔の逸脱により悪化することがあります。
症状の緩和法
去痰薬や抗ヒスタミン薬は症状を軽減しますが、逸脱自体を治すわけではありません。重度の呼吸障害がある場合は、歪んだ鼻中隔を矯正する手術が唯一の根本的治療です。
