モヤモヤ病に伴う片頭痛の治療法は?

モヤモヤ病は、脳の血管が狭くなり血流が阻害される進行性の脳血管障害です。その結果、頭痛だけでなく、軽度の脳梗塞や言語障害、歩行困難など、脳卒中に似た症状が現れます。本稿では、モヤモヤ病に伴う片頭痛の概要と、診断・治療のポイントを解説します。

概要

「モヤモヤ(moyamoya)」は日本語で「煙のようなもの」を意味し、1960年代に日本で初めて報告されました。現在では欧米・アフリカ・オーストラリアでも症例が確認されていますが、特に小児に多く見られます。

診断方法

モヤモヤ病の確定診断には、脳血管造影(シリアルアンジオグラフィー)が用いられます。これは脳内の血流を画像化する検査です。診断後は、神経内科医への紹介が推奨されます。神経内科医は脳血管障害全般に詳しく、必要に応じて外科的介入や薬物療法の提案を行います。

主な要因と管理

血圧管理は重要です。高血圧がある場合は、生活習慣や食事の改善、薬物治療により早期にコントロールすることが、さらなる脳梗塞の予防につながります。

重症例の対応

症状が重く、血流が著しく制限されている子どもは外科手術の適応になることがあります。手術は血管バイパスや再血管化を行い、狭窄した血管を迂回させることで血流を回復させます。手術後は再発率が低くなると報告されています。

手術が不適応の場合の治療

手術が難しい場合は、症状緩和を中心に治療します。血液をさらさらにする抗血小板薬や抗凝固薬が使用されますが、出血リスクもあるため慎重に管理します。また、言語療法や理学療法などのリハビリテーションが推奨されますが、外科的介入がないと症状の進行が続く可能性があります。

まとめ

モヤモヤ病に伴う片頭痛は、血管の狭窄が原因で起こります。正確な診断と、血圧管理・外科手術・薬物療法を組み合わせた総合的なアプローチが重要です。

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