片頭痛のオーラ期に現れる混乱とその対策

オーラとは

オーラは、片頭痛の頭痛が始まる1時間前までに現れることがある一連の症状です。すべての片頭痛患者がオーラを経験するわけではありませんが、視覚障害(光が点滅する、トンネル視野など)が最も一般的です。そのほか、混乱もオーラの一症状として報告されています。

\"混乱は片頭痛の痛みが始まる前に起こることがあります。\"
混乱は片頭痛の痛みが始まる前に起こることがあります。

その他のオーラ症状

ミグレーン・オーラ財団によると、オーラに伴う他の症状としては、実際には存在しない音が聞こえる、匂いがする、体の一部がしびれたりチクチクしたりする、言語障害、体の一部が急に縮んだり拡大したように感じることなどがあります。混乱は毎回起こるわけではなく、オーラ自体も頭痛発作のたびに現れるわけではありません。

混乱が起こる片頭痛のタイプ

片頭痛にはさまざまなタイプがありますが、オーラ期に混乱が現れる主なものは以下です。

  • 古典型片頭痛(オーラを伴う片頭痛)
  • 基底動脈片頭痛(BAM)
  • 半側麻痺片頭痛(ヘミプレジック片頭痛)――遺伝性と散発性の2種類があります。

混乱が起こるメカニズム(考えられる原因)

多くのオーラ症状は感覚情報が脳に誤って伝わることが原因と考えられます。実際には存在しない匂いを嗅いだり、頭が急に大きくなったように感じたりすると、感覚と現実の不一致から混乱が生じます。

注意すべき点(脳卒中との鑑別)

混乱、視覚障害、突然の頭痛、言語障害、協調運動障害は脳卒中でも見られる症状です。これらが出た場合は直ちに救急医療を受ける必要があります。また、ヘミプレジック片頭痛やBAMの発作時は、通常の片頭痛用鎮痛薬が効かないことが多く、入院治療が推奨されます。

臨床的意義と対策

オーラが確認できれば、痛みが本格化する前に予防薬を服用したり、病院へ向かう準備ができます。特に混乱が起きやすい人は、家族や同僚に自分の症状を伝えておくと、適切な対応を受けやすくなります。

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