多発性硬化症(MS)の症状を診断する方法

多発性硬化症(MS)の診断手順

多発性硬化症を診断する単一の検査はありませんが、複数の標準的な検査を組み合わせることで、患者のMSの可能性を高めることができます。WebMDによると、診断されたMS症例の約10%は実際にはMSではないとされています。そのため、すべての検査は必ず神経内科医の立会いのもとで受けることが重要です。

診断のステップ

  1. 年齢層の確認
    MSは主に20歳から50歳までの成人に多く見られます。
  2. 症状のチェック
    脳や脊髄に影響を与える症状(制御できない振戦、膀胱・腸の障害、バランス感覚の喪失、歩行困難、視力障害など)があるか確認します。
  3. 神経学的検査
    神経内科医が実施する身体反応テストなど、様々な神経学的評価を受けます。
  4. MRI検査
    医師の指示でMRI装置に約90分間入って脳や脊髄の病変やプラークを確認します。これらはMSの兆候となります。
  5. 腰椎穿刺(脊髄液検査)
    脊髄液を採取し、ミエリンに似たタンパク質が存在するか調べます。これはMSの重要な指標です。
  6. 誘発電位検査
    聴覚、視覚、感覚刺激を用いて脳の伝導速度を測定し、MSの可能性を評価します。聴覚テストはヘッドホンでクリック音を聞き、視覚テストはチェック柄のパターンを見、感覚テストは腕や脚に軽い電気刺激を与えます。

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