上腕二頭筋の断裂時に取るべき対処法
上腕二頭筋は上腕の前面にある筋肉で、収縮すると肘関節が曲がります。重いものを持ち上げる際にフォームが不適切だったり、過度に筋肉を使いすぎると、二頭筋が断裂することがあります。二頭筋の断裂は痛みを伴う深刻な怪我で、回復には時間と忍耐が必要です。
軽度の断裂の場合の対処法
軽い断裂では、痛みや圧痛、軽度の腫れが見られます。まずは患部を安静にし、負荷をかけないようにしましょう。腫れがある場合は氷冷療法が有効です。
氷をタオルで包み、患部がしびれるまで当てます。タオルで包んでも効果が不十分な場合は、大きめの氷の塊を薄手の布に包んで直接当てても構いません。皮膚がしびれたらすぐに氷を外し、皮膚が常温に戻ったら再度冷やすというサイクルを繰り返します。氷冷は腫れと痛みを軽減します。
痛みと腫れが落ち着いたら、やさしいストレッチを始めます。まず、腕を横にまっすぐ伸ばし、手のひらを背中側に向けます。そのまま腕を後方に引き、二頭筋に伸びを感じたら8秒間キープします。次に椅子に座り、両手で椅子の背もたれを握りながら腕を後方に伸ばし、前かがみになると同様に8秒間伸ばします。
重度の断裂の場合の対処法
激しい内出血や腫れ、そして鋭い痛みを伴う場合は、できるだけ早く医師の診察を受けてください。まずは動作を中止し、患部をできるだけ動かさないように固定します。重度の断裂は手術や理学療法が必要になることが多く、適切な治療を受けないと完全回復が難しくなります。
