筋肉のエネルギー源4種類とATP収縮の3タイプとは?
筋肉のエネルギー源
筋肉が収縮する際に利用できる代表的なエネルギー供給源は以下の4つです。
1. アデノシン三リン酸(ATP)
ATPは筋収縮の直接的なエネルギー源です。糖質や脂肪などの燃料が細胞内で分解され、ATPが再合成されます。
2. クレアチンリン酸
クレアチンリン酸は高エネルギーリン酸結合を保持する分子で、筋収縮時に速やかにATPを再合成するために利用されます。
3. グリコーゲン
グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられた多糖で、必要に応じてブドウ糖に分解され、ATP合成に供されます。
4. 脂肪酸
脂肪酸は脂肪組織に貯蔵された脂質で、長時間の運動時に分解され、酸化的リン酸化によりATPが産生されます。
ATP収縮のタイプ
筋肉はATPを利用して3つの異なる収縮様式を示します。
1. 離心収縮(エキセントリック)
筋肉が伸びながら力を発揮する収縮です。外部負荷が筋肉を引っ張る際に起こります。
2. 向心収縮(コンセントリック)
筋肉が短縮しながら力を発揮する収縮です。負荷を持ち上げるときに起こります。
3. 等尺収縮(アイソメトリック)
筋肉の長さは変わらず、力だけを発揮する収縮です。負荷を一定位置で保持するときに起こります。
