膝のハムストリングは何本の筋肉で構成されているか?
ハムストリング筋の構成
ハムストリングは大臀骨の座骨結節から起始し、膝裏を通って脛骨に付着する3本の筋肉からなります。構成筋は以下の通りです。
- 大腿二頭筋(biceps femoris)
- 半腱様筋(semitendinosus)
- 半膜様筋(semimembranosus)
これらは互いに交差しながら膝の後面を横切り、膝関節の機能に関与します。
主な機能
ハムストリングは速筋繊維が主体で、脚を後方に引く推進力を提供します。また、歩行やランニング時に脚が前方に戻る際の減速・減衰作用も担います。
二次的機能
膝関節の屈曲を助けることで、前方の大腿四頭筋が次の動作に備えるストレッチを行います。ハムストリングが適切に働かないと、脚の勢いが過剰になり膝関節に過大な負荷がかかります。
ハムストリングと膝の怪我
ハムストリングが過伸展すると、特にランニングや急激な方向転換時に筋断裂が起こりやすく、結果として膝の減速が不安定になり捻挫や靭帯損傷を伴うことがあります。
怪我の症状
ハムストリングの損傷は主に太ももの裏側に鋭い「ゴムがはじける」ような痛みとして現れます。膝関節が同時にねじれた場合は、靭帯の損傷が疑われます。筋断裂の程度に応じて痛みの強さや膝の屈曲制限が変わります。
