脚の痛みについて
激しい運動や普段使わない筋肉を使った後に脚の痛みが出ることはよくありますが、休んでいるときに痛む脚は予想外です。本記事では、安静時に起こる脚の痛みの主な原因と対処法、予防策をご紹介します。
動脈硬化
動脈硬化は、加齢や生活習慣などが原因で動脈が狭く硬くなる病気です。進行すると、下肢への血流が不足し、足やつま先に痛みや灼熱感が現れます。特に横になっているときに痛みが強くなることがあります。血流が不足した脚をベッドの側に垂らすと、症状が和らぐことがあります。
安静時の脚の痙攣(夜間痙攣)
深い眠りの中で、突然脚が激しく痙攣し「チャーリーホース」に悩まされることがあります。痙攣はふくらはぎに起こり、数秒から数分続くことがあります。長時間同じ筋肉を使い続けた日や激しい運動の後に起こりやすいです。
座位での脚の痙攣
椅子に長時間座っていると、姿勢が血流を妨げ、短時間の痙攣が起こることがあります。血行が回復すれば、痙攣は数秒〜数分で収まります。
夜間の安静時脚痛
ベッドで横になっているときに起こる脚の痙攣は、ふくらはぎの筋肉が制御できないほど収縮し、痛みは軽度から激痛まで様々です。脱水や一部の薬剤が原因になることもあります。また、動脈硬化や甲状腺疾患といった重大な疾患のサインである場合もあります。
対処法
妊娠中や高齢者は特に安静時の脚痛が起こりやすいです。痙攣が起きたら、脚を伸ばし、足先を上に向けてつま先を膝に近づけます。痙攣している筋肉を軽くマッサージし、ゆっくりと立ち上がって膝を曲げ、痙攣した脚に体重をかけて数分間伸ばすと効果的です。温熱または冷却(自分が楽に感じる方)を行うと筋肉が緩みます。
重大な疾患の可能性
脊髄神経にできた腫瘍や椎間板ヘルニアが坐骨神経痛を引き起こし、夜間の脚痛になることがあります。頻繁に安静時の脚痛が続く場合は、医師の診察を受けましょう。
予防策
日中や就寝前に脚とふくらはぎを数回ストレッチしましょう。寝る前にゆっくりとつま先を膝に引き寄せる動作を取り入れ、寝ている間に足先を伸ばす姿勢は避けます。また、1日あたり約2リットル(8杯)の水分をしっかり摂取し、脱水を防ぎましょう。
