上腕二頭筋腱固定術(テノデーシス)とは
上腕二頭筋腱固定術(テノデーシス)とは
上腕二頭筋腱固定術(テノデーシス)は、上腕二頭筋腱を骨から切離し、別の部位に再固定する手術です。主な目的は以下の通りです。
適応症
- 上腕二頭筋腱炎(腱の炎症)
- 外傷や過度の使用による腱断裂の修復
- 回旋腱板手術後の肩機能改善
- 外傷や長期固定後に起こる筋収縮(拘縮)の治療
手術は通常外来で行われ、回復には数か月を要します。
手術の流れ
前方の小さな切開から上腕二頭筋腱を確認し、骨から切離します。その後、上腕骨に開けた穴を通して腱を通し、縫合で固定します。
術後の管理
手術後は数週間、スリングやブレースで保護します。早期に理学療法を開始し、肩の可動域と筋力の回復を図ります。多くの患者は手術後4〜6か月で日常生活に復帰できます。
主なリスク
手術に伴うリスクは以下の通りです。
- 感染
- 出血
- 神経損傷
- 瘢痕形成
- 疼痛
- 肩の筋力低下
総じて、上腕二頭筋腱固定術は安全で効果的な治療法とされ、多くの患者が痛みや制限なく日常生活に戻れます。
