整形外科スプリントの作り方

正しく整形外科用スプリントを作成することは、すべての医療従事者が習得すべき重要なプロセスです。スプリントは重傷後に四肢や脊椎を固定する医療器具で、作り方を誤ると二次障害やリハビリの遅延につながります。適切な道具と手順さえあれば、意外と簡単に作れます。

必要なもの

  • プラスチックラップ
  • ギプスパッド
  • ストッキネット
  • 手袋
  • バケツ
  • 分割ロール(スプリント素材)
  • 伸縮性包帯
  • ハサミ
  • 保護シート

手順

  1. 皮膚の裂傷がある場合は、まず清潔にし、適切にドレッシングします。傷が処置されたら、全体をストッキネットで覆い、2〜3回巻いて安定させます。

  2. 負傷部位にギプスパッドを2〜3層重ね、全体の75%以上が重なるようにします。骨が突出している箇所は、圧迫潰瘍を防ぐために余分にパッドを追加します。

  3. スプリント素材を部位に合わせて準備します。上肢の場合は8〜12層、下肢の場合は12〜15層が目安です。手で形を整えた後、バケツに入れた冷水に浸し、気泡が消えるまで放置します。冷水は熱傷リスクを低減します。

  4. 水から取り出し、余分な水分を絞ります。表面のしわや気泡を手でなめらかにし、負傷肢に当て、ストッキネットとギプスパッドで固定します。

  5. 伸縮性包帯でスプリントをしっかり巻き、乾燥中は固定したままにします。乾燥後、血行が妨げられていないか確認し、包帯の端をテープで留めてずれを防止します。

筋肉の損傷(肉離れ) - 関連記事