刺激頻度が非常に高く、筋電図波形が融合したピークを示すときに起こること
完全テトナスとは
刺激の頻度が極めて高くなると、筋電図(EMG)上で波形が融合し、連続した滑らかなピークとして現れます。これは筋肉が「完全テトナス」の状態にあることを示しています。
完全テトナスのメカニズム
通常、筋繊維は刺激後に収縮し、次の刺激が来るまでに完全に弛緩します。しかし、刺激が非常に速く連続して与えられると、筋繊維は次の刺激が来る前に弛緩できません。その結果、筋肉は連続的に収縮し続け、弛緩が全く見られない状態になります。
観察される特徴
- 筋電図上で波形が融合し、個々の収縮が区別できなくなる。
- 筋肉が持続的に収縮し、一定の張力が保たれる。
- 弛緩期間がなくなるため、波形は滑らかで連続的に見える。
このように、刺激頻度が高すぎると筋肉は完全テトナスに陥り、持続的な収縮状態が続きます。
