首から腰にかけて背骨が常にカチカチ音を立て、手を洗って立ち上がるだけでも音がしますが、何か身体的な問題がありますか?
はじめに
背骨から首・腰にかけてカチッ、ポッという音(クリプタス)が聞こえることがあります。この音は主に関節内のガスバブルの破裂や、靭帯・腱が骨の上をすべるときに生じます。多くの場合は無害で、深刻な疾患を示すものではありません。
カリプス(クリック音)の主な原因
ガスバブル
脊椎の関節は滑液で満たされており、そこに微小なガスバブルが形成されます。関節が動くとバブルが破裂し、カチッという音が発生します。
靭帯・腱
靭帯や腱が骨の表面をすべり、引っ掛かっては離れる際に音が鳴ります。
椎間関節の機能不全
背骨の後部にある小さな関節(椎間関節)がずれたり炎症を起こすと、動くたびにクリック音が聞こえることがあります。
脊柱管狭窄症
脊柱管が狭くなり神経が圧迫されると、特に前屈や立ち上がったときに音が大きくなることがあります。
シューアーマン症(胸椎後弯)
胸椎の異常な後弯があると、関節や軟部組織の摩擦により音が生じることがあります。
医師に相談すべきサイン
クリック音だけでなく、以下の症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。
- 持続的な痛みや違和感
- 腕や脚のしびれ、脱力感
- 動作時に痛みが増す
専門医が原因を評価し、必要に応じてリハビリテーションや治療法を提案します。
