骨粗鬆症の自然治療法
骨粗鬆症は骨密度が低下し、骨がもろくなる疾患です。軽い動作でも骨折しやすく、手首・股関節・脊椎などが主な部位です。食生活や運動習慣の改善で予防・治療が可能です。
予防
リスク要因を把握し、早期対策を取ることが重要です。女性、特に小柄な方や、欧米系・東南アジア系の方はリスクが高いです。高齢、家族歴、重度のうつ病、喫煙・過度の飲酒、摂食障害(神経性無食症)などもリスク要因です。エストロゲン曝露が少ない女性や、コルチコステロイドやがん薬など特定の薬を服用している人、カルシウム摂取が不足している人、座りがちな生活、炭酸飲料の過剰摂取も注意が必要です。これらに該当する場合は、医師と相談し、禁煙や飲酒・炭酸飲料の節制などの生活改善を始めましょう。
食事
骨を強くするためにビタミンC・Dとカルシウムを十分に摂取しましょう。米国メリーランド大学医学センターによると、51〜70歳の成人は1日あたり1,200〜1,500 mgのカルシウムが必要です。閉経前の女性は1,000 mg、思春期の女子は1,200〜1,500 mg、子どもは800〜1,200 mgが目安です。カルシウムはアーモンド、豆腐、サーモン、ブロッコリー、ほうれん草、乳製品、サプリメントに含まれます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、50歳以上の成人は1日800〜1,000 IU、50歳以下は400〜800 IUが推奨されます。日光浴や、ツナ、サーディン、卵黄、強化乳製品で補給できます。
運動
定期的な運動は骨密度の維持・低下抑制に効果的です。有酸素運動(水泳やエリプティカル)は心肺機能を高めますが、骨には負荷のかかる筋力トレーニングや体重負荷運動が必要です。縄跳び、階段昇降、ジョギングなどのインパクト運動で下半身の骨を強化し、ダンベルなどのウェイトトレーニングで上半身を鍛えましょう。
