指関節(ナックル)痛の原因と治療法
指関節は手指の動きを支える関節で、痛みが生じると手の使用が制限され、重度の場合は日常の簡単な作業さえ困難になることがあります。
原因
- 単純な外傷や、リウマチ性関節炎(RA)、痛風、変形性関節症などの疾患。
- 骨折、糖尿病、末梢動脈疾患、化学・熱やけど、神経損傷、脳卒中、指の外傷なども原因となります。
症状
- 痛みとともに腫れやこわばりが現れます。
- 握力低下や、箸・ペン・鉛筆の使用、鍵の回し方など日常動作が困難になることがあります。
- 時間とともに指が片側に傾く(変形)こともあります。
非外科的治療
- 市販の鎮痛薬(例:イブプロフェン、ナプロキセン)や処方薬による疼痛管理。
- 抗炎症薬の注射が腫れと痛みの軽減に有効です。
外科的治療
- 保存的治療で効果が得られない場合、手術が検討されます。
- 主な手術は、滑膜切除(軟部組織の除去)と関節置換術です。
- 関節置換術は重度の場合に行われますが、人工関節の破損や摩耗、再置換の必要性といった合併症のリスクがあります。
リハビリテーション
- 手術後は数日間スプリントで固定し、その後約4〜6週間の理学療法が行われます。
- 特定のエクササイズを通じて関節可動域と筋力の回復を目指します。
