前房蜂巣炎とは?
前房蜂巣炎は、眼の周囲の軟部組織に起こる感染症です。主に小児に多く、肺炎球菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が原因となります。眼球や眼筋などの深部構造を侵さない表在性の感染で、比較的軽症です。
主な症状
- 片側のまぶたの腫脹
- まぶたの紅潮と温感
- 痛み
- 眼を開けにくい
- 発熱や寒気
治療法
治療は主に抗生物質と鎮痛剤です。入院時は静脈内抗生物質投与を行い、症状が安定したら経口抗生物質へ切り替えます。膿がたまった場合は外科的に排膿が必要になることがあります。
予後と合併症
前房蜂巣炎は適切に治療すれば多くの場合、完治します。しかし、放置すると眼窩蜂巣炎(眼球深部への感染)や髄膜炎など重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。症状が疑われたら早めに医療機関を受診してください。
