PMS(月経前症候群)の症状緩和に使われる薬
PMS(月経前症候群)は、生理周期の特定の時期に繰り返し現れる身体的・精神的な不調です。生活習慣の改善だけではイライラ感が収まらない場合、薬物療法が検討されます。
原因
ラリー・アルツシュラー博士(著『Balanced Healing』)によると、PMSはホルモンバランスの乱れ、栄養不足、遺伝的要因、さらには脳内神経伝達物質であるセロトニンの不足が関与している可能性があります。
経口避妊薬
経口避妊薬は排卵を抑制し、ホルモンの変動を安定させることでPMSの症状を和らげます。特に月経前のイライラや身体的な不快感に効果が期待できます。
抗うつ薬(SSRI)
メイヨークリニックの情報によれば、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)はPMSの症状軽減に有効です。疲労感、睡眠障害、食欲の変化などを改善します。
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
非ステロイド性抗炎症薬は、月経開始前または開始直後に服用すると、腹部の痙攣や乳房の張りといった身体的症状を緩和します。
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(デポ・プロベラ)
重度のPMSに対しては、メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(商品名:デポ・プロベラ)の注射が処方されることがあります。この薬は一時的に排卵を停止させ、ホルモンの変動を抑えることで症状を軽減します。
