月経が不規則になる原因は?

通常、月経周期は21〜35日で、出血は2〜7日続きます。しかし、epigee.comによると、生殖年齢の女性の30%が不規則な月経を経験しています。不規則な月経は周期が長すぎたり短すぎたり、出血量が多かったり少なかったり、まれに全く来ないこともあります。以下に、正常な月経が乱れる主な原因を紹介します。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

PCOSは米国の女性の約10%が罹患しているホルモン異常です。男性ホルモン(アンドロゲン)の産生が増加し、エストロゲンの変動が起こります。アンドロゲンの増加により体毛が男性型に変化したり脱毛したりし、エストロゲンの変動は排卵障害を引き起こし、結果として月経周期が長くなったり短くなったり、出血量が変化します。治療には、エストロゲンとプロゲステロンの組み合わせを含む低用量ピルが用いられ、月経を規則的に整えます。

閉経移行期(更年期)

閉経が始まる約2年前から、エストロゲンの分泌が徐々に減少し、月経が不規則になることがあります。この期間は「更年期過渡期」と呼ばれ、周期が長くなったり短くなったり、出血量が多い日と少ない日が交互に現れます。根本的な対策は限られますが、閉経が始まるとエストロゲンが枯渇し、排卵が止まるため月経は完全に終了します。

経口避妊薬

経口避妊薬は多くの女性に利用されていますが、ホルモンの影響で月経が変化することがあります。特にプロゲスチンのみを含むミニピルは排卵抑制により月経が不規則になることがあります。Yazなどの薬は年に4回だけ出血させる設計になっており、これは意図的な効果です。一般的なピル(例:Ortho Tri‑Cyclen)を使用した後に中止すると、6か月程度の間に点状出血や不規則な月経が続くことがあります。

授乳中

出産後、授乳を行うとプロラクチンというホルモンが分泌され、乳汁の生成が促進されます。このためエストロゲンの分泌が抑えられ、月経が停止します。授乳しない場合は出産後約45日で月経が再開しますが、授乳を続けると月経が「休止」状態になり、6か月から1年、場合によってはそれ以上続くことがあります。

子宮内膜症

子宮内膜症は子宮内膜組織が子宮外に増殖する疾患です。通常、子宮内膜は月経周期ごとに厚くなり、受精が起きなければ剥がれ落ちて出血しますが、子宮外に同様の組織があると、同じように出血し、月経時に痛みや出血量の変化をもたらします。この疾患は月経がある女性にのみ起こります。

まとめ

月経の不規則さはさまざまな要因で起こります。自分の生活環境や健康状態に合わせて、必要に応じて医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが大切です。

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