月経前症候群(PMS)に効果的な薬は?

月経前症候群(PMS)は、生理が始まる約1〜2週間前に起こります。ホルモンバランスの変化により、乳房の腫れや圧痛、吐き気、腹部膨満、便秘・下痢、背中や関節の痛み、頭痛、気分の変動や不安などの症状が現れます。これらの症状を和らげるために、NSAIDs、利尿剤、経口避妊薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)などの薬が用いられます。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

軽度の頭痛や背中の痛みなどのPMS症状には、NSAIDsが効果的です。アスピリン、イブプロフェン、ナプロキセンなどがあり、症状が出たときに服用します。副作用は少ないものの、喘息、心臓病、腎臓病のある女性は使用を避けるべきです。

利尿剤

むくみが主な不快感である場合、利尿剤が過剰な塩分と水分を排出し、手足や腹部の膨張を軽減します。症状が出た時点で服用します。

利尿剤は体内のカリウム濃度に影響するため、NSAIDsや抗うつ薬と同時に使用しないでください。

経口避妊薬

市販薬で効果が得られないほど症状が重い場合、ホルモンバランスを調整する経口避妊薬が有効です。乳房の圧痛など多くのPMS症状を緩和します。

妊娠を希望する女性や喫煙者には適しません。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRIs)

月経前に激しい気分変動や感情症状が現れる場合、これは月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれます。脳内の幸福ホルモンであるセロトニンのレベルを保つことで、イライラ、抑うつ、不安、気分の揺れなどの感情症状を軽減します。食欲変化などの身体症状も改善されることがあります。

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