月経に伴う症状と対策

月経の仕組み

ホルモンの変化により月経が起こります。子宮は毎月、妊娠の可能性に備えて血液でできた柔らかな内膜を形成し、妊娠が成立しなければこの内膜が膣から数日間にわたり血液として排出されます。米国女性健康情報センターによると、米国での初潮の平均年齢は12歳です。

月経前症候群(PMS)の症状

月経が始まる数日前から現れる症状は月経前症候群(PMS)と呼ばれます。主な症状は腹部の痙攣、膨満感、頭痛、腰痛、抑うつ、不眠、胸の張り、食欲の変化、情緒不安定などです。多くの場合、月経が始まると症状は緩和しますが、月経が終わるまで完全には消えないこともあります。

月経中の一般的な症状

子宮が内膜を排出するために収縮する際に痙攣が起こり、軽度から重度まで様々な痛みが生じます。痛みが日常生活に支障をきたし、鎮痛薬が必要な場合は「月経困難症(ディスメノレア)」と診断されます。ディスメノレアの主な症状は、痙攣、下痢、吐き気、嘔吐、腰痛、倦怠感、頭痛、下腹部の痛み、脚へ放散する痛みなどです。

異常子宮出血

出血が過度に多い、期間が非常に長い、月経間に出血がある、または月経が極端に近い間隔で起こる場合は「異常子宮出血」と呼ばれます。思春期や閉経期のホルモン変化、子宮ポリープ、子宮筋腫、さらには子宮がんなどが原因となります。

治療法

痛みの原因に応じた治療が必要です。市販の鎮痛剤(イブプロフェンやアセトアミノフェン)は痙攣緩和に有効です。ホルモンが原因と考えられる場合は、経口避妊薬などのホルモン避妊法が出血や痛みを抑えることがあります。適度な運動はPMSによるストレスや痛みを軽減し、温かい入浴や腹部への湯たんぽも効果的です。

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