食中毒の治療法は?
細菌、ウイルス、寄生虫、毒素など、さまざまな要因で食中毒は起こります。食中毒は、食材の取り扱いや保存が不適切な場合に多く見られます。たとえば、肉製品を十分に加熱せずに持ち寄りパーティーに持参すると、他の参加者に感染させてしまうことがあります。特に幼児や高齢者、糖尿病や免疫機能が低下している人は食中毒にかかりやすく、重症化や致死例も報告されています。
固形物・乳製品は避ける
下痢は食中毒の代表的な症状です。乳製品は下痢を悪化させることがあるため、下痢が収まるまで固形食や乳製品の摂取は控えましょう。
十分な水分補給
嘔吐や下痢により体内の水分が失われやすくなります。脱水を防ぐために、水や電解質飲料、経口補水液を摂取してください。カフェインや乳製品は避けた方が無難です。
点滴による静脈輸液
口から十分に水分が取れない、または嘔吐が続く場合は、医療機関で点滴による静脈輸液が必要になることがあります。
毒素による中毒は医療処置が必須
キノコや貝類に含まれる毒素を摂取した場合は、救急外来で胃洗浄などの処置が必要です。ボツリヌス中毒の場合は、抗毒素投与が求められます。
抗生物質の使用
多くの食中毒は数日で自然に回復しますが、細菌性のものの中には抗生物質が必要になるケースがあります。医師の診断に基づき、適切に使用してください。
条虫感染(ジヒロブロス症)
生や不十分に加熱された魚を食べて条虫(ジヒロブロス)が体内に入り、放置すると最大30フィート(約9メートル)に成長します。治療は一回の駆虫薬投与で完了します。
