有毒黒カビの兆候・症状・予防と除去方法

概要

有毒黒カビ(Stachybotrys chartarum)は、湿度が高く温度が適度な環境で粉状または羽毛状に繁殖します。住宅内では漏水や浸水、結露が主な原因で、エアコンや空調システム内部でも成長します。光がある場所でも暗所でも育つため、住宅はこの危険な菌の温床となります。

黒カビのサイン

相対湿度が55%以上の場所は黒カビが発生しやすく、配管の漏水や浸水が典型的な原因です。黒カビが繁殖すると、空調やHVACの稼働時にカビ臭が漂います。その他のサインとしては、壁の水染み、錆、湿ったクロー​​スペース、木材の反り、浴室タイルの黒い斑点などがあります。

健康への影響

黒カビはアレルギー症状や呼吸器系の問題を悪化させます。慢性アレルギー症状の96%は黒カビが関与しているとされています。中毒症状には、呼吸困難、目のかゆみ、じんましん、頭痛、吐き気、めまい、鼻詰まり、咳などがあります。重篤なケースでは肺出血、記憶障害、血圧変動、尿路感染、肝臓痛、女性の不妊などが報告されています。

予防策

黒カビ中毒を防ぐ最善策は、住宅内でのカビ発生を防止することです。米国環境保護庁(EPA)は「室内カビの管理は湿気の管理」と述べています。湿度管理には除湿機の使用や、湿度計(ハイグロメーター)で相対湿度を常にチェックすることが有効です。屋根や配管の定期点検、漏水の早期修理、カビが生えやすいシャワーカーテンの交換、換気の徹底、ダクトの定期点検も重要です。

除去方法

黒カビを除去する際は、部屋ごとに密閉して作業します。プラスチックシートとダクトテープで封じ、作業中は防護服とマスクを着用してください。乾燥したカビはスプレーボトルで軽く湿らせ、カビ胞子の拡散を抑えます。その後、石鹸や食器用洗剤で洗浄し、アルコール、漂白剤、過酸化水素などで消毒します。除去したカビは厚手のビニール袋に入れ、窓から外に出すことで他の部屋への汚染を防ぎます。

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