変形性関節症と関節リウマチの違いは?
変形性関節症(Degenerative Joint Disease, DJD)と関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis, RA)は、どちらも関節の痛みを伴いますが、原因や治療法は大きく異なります。
変形性関節症(DJD)
DJDは、骨の端を覆う軟骨が加齢や過度の使用によりすり減ることで起こる変性疾患です。主な症状は痛み、こわばり、腫れで、50歳以上の人に多く見られます。肥満、関節への外傷、遺伝的要因がリスクとなります。
関節リウマチ(RA)
RAは自己免疫疾患で、関節内部で炎症が起き、軟骨や骨が破壊されます。痛みやこわばりに加えて、疲労、体重減少、発熱など全身症状が現れることがあります。30〜50歳の女性に多く見られますが、年齢は問わず発症します。ループスやシェーグレン症候群など、他の自己免疫疾患と併発することもあります。
主な違いの比較表
| 項目 | 変形性関節症(DJD) | 関節リウマチ(RA) |
|---|---|---|
| 原因 | 軟骨の摩耗・劣化 | 自己免疫による炎症 |
| 発症年齢 | 主に50歳以上 | 年齢は不問、30〜50歳が多い |
| 性別 | 女性にやや多い | 女性に多い |
| 主な症状 | 関節の痛み・こわばり・腫れ | 関節の痛み・こわばり・腫れに加え、疲労・体重減少・発熱 |
| 治療法 | 市販の鎮痛剤、理学療法、手術など | 抗炎症薬・免疫抑制薬、理学療法、生活習慣の改善 |
関節に痛みを感じたら、早めに医師の診断を受け、適切な治療計画を立てることが重要です。
