成人脊柱側弯症の症状と対策

概要

脊柱側弯症は背骨が横方向に曲がる状態です。幼児期や子どもでも起こりますが、成長期に顕在化しやすく、10〜15歳で多く見られます。成人の側弯症は、骨が成熟した20歳以上で発症し、痛みが強くなる傾向があります。

基本情報

成人側弯症は、20歳以上の男女に多く見られ、骨の成長が止まった後に発症します。子どもの頃と異なり、ブレースなどの矯正は効果が薄く、外傷、手術後、骨粗鬆症や神経筋疾患などの変性疾患が原因になることがあります。

主な症状

成人側弯症の特徴は慢性的な背部痛です。その他、肩や背骨、骨盤の歪みが目立つ外観的変形や、肺機能低下による呼吸困難が報告されています。呼吸器症状はX線検査で評価します。

治療の選択肢

主に理学療法が中心です。背部・腹部・脊椎の筋力を高め、柔軟性を向上させるエクササイズは姿勢改善と痛み軽減に有効です。骨粗鬆症などの変性疾患がある場合は、薬物療法や骨密度改善プログラムと併用します。

自然療法

ヨガやピラティスによる全身の筋力強化、鍼灸、カイロプラクティックなどが補助的に用いられます。これらは痛み緩和に役立つ可能性がありますが、側弯そのものを矯正する保証はありません。重度の場合は脊椎固定手術が選択肢となります。

家族や友人へのサポート

慢性的な背中の痛みや姿勢が改善しない場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。レントゲン検査で側弯の程度を確認し、適切な治療計画を立てましょう。

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