ボウリング選手のための腱炎(腱鞘炎)対策
リスクが高い人
週に2回以上ボウリングをする人、特に15〜16ポンド(約7〜7.3kg)の重い球を使用する人は、手首に大きな負荷がかかり腱炎になりやすいです。加齢に伴い腱は脆くなり弾力が低下するため、高齢者は若年者よりリスクが高くなります。
原因
主な原因は球の指穴が緩く、投球時に手を強く握らざるを得ないことです。これにより手首に余計な圧力がかかります。その他、焦って短時間に投球を繰り返すこと、以前の手首のケガが完全に治っていない状態で再び投げること、遺伝的に手首が弱いことも原因となります。
症状
腱が骨に近い部分で炎症を起こし、最初は手首に負荷がかかったときだけ軽い痛みが出ます。放置すると痛みが増し、日中ほぼ常に手首が痛むようになります。腫れ、熱感、赤み、硬直も見られ、ボウリングだけでなくメールを書いたり、ジュースを注ぐといった日常的な動作でも痛みが生じます。
治療法
自宅でできる対処法として、スプリントやテーピングで手首を固定し炎症を抑える、氷嚢をタオルで包んで1日数回当てて腫れを軽減する、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬で痛みと腫れを和らげる方法があります。
予防策
投球前に手首を十分に温めることが最も効果的です。手首を前後・左右に伸ばすストレッチや、360度回す回転運動を数回行うだけで血流が良くなり、腱炎の予防につながります。
