前腕回外とは

前腕回外は、手のひらを上向きに回す動きです。親指側にある橈骨が、尺骨の上を回転することで実現します。正常な可動域は約80〜90度とされています。

必要なもの

  • ゴニオメーター(角度測定用ハンドツール)

測定手順

  1. 姿勢の設定

    肘を90度に曲げ、上腕は体側に密着させます。前腕は体の前で床と平行に伸ばし、親指は上向きにします。

  2. ゴニオメーターの設置

    ゴニオメーターの固定腕を、手首の内側(尺側)に垂直に当てます。

  3. 回外動作の実施

    手首を回外させ、手のひらが上を向くまで動かします。

  4. 可動域の測定

    固定腕は垂直のまま、可動腕を手首の前面(内側)に沿って動かし、ゴニオメーターの目盛りで角度を読み取ります。

  5. 結果の記録

    測定された角度(度数)を記録し、正常範囲(80〜90°)と比較します。

測定は患者がリラックスした状態で行い、同一の姿勢と器具の位置を保つことが重要です。