外側膝痛の原因と対策:ITBS(腸脛帯症候群)とは
膝の外側に痛みがある状態は外側膝痛と呼ばれ、代表的な原因は腸脛帯症候群(ITBS)です。
腸脛帯症候群(ITBS)
腸脛帯は股関節の外側から脚の外側を通り、膝まで伸びる厚い線維組織です。走行時などに膝を安定させる役割があります。腸脛帯が短く硬くなると、膝の屈伸を繰り返す際に外側関節に摩擦が生じ、炎症や刺激が起こります。
症状
外側膝関節に痛み、圧痛、鈍痛、鋭い刺すような痛みや灼熱感が現れます。痛みが大腿部へ放散することもあります。
リスク要因
以下がITBSのリスク要因です。
- 腸脛帯が元々硬い、または短い
- 脚長差
- 週に走行距離が多い、インターバルトレーニングを行う
- 股関節外転筋(臀部の筋肉)が弱い
治療法
主な治療は安静、氷冷、股関節外側筋(外転筋)の強化、腸脛帯のストレッチです。
予防・対策
正しいバイオメカニクスの確認、適切なシューズの使用、股関節・膝周囲の筋肉のストレッチと強化でITBSを予防できます。
外側膝痛のその他の原因
半月板損傷や変形性関節症(骨関節炎)も外側膝痛を引き起こすことがあります。
