二度目の脳卒中を防ぐための具体的な対策
米国心臓協会/米国脳卒中協会の推計によると、米国で毎年発生する脳卒中の約3分の1が二度目の脳卒中です。また、医師は最初の脳卒中から5年以内に再発する確率が40%と指摘しています。幸いにも、再発リスクを低減するためにできることは多数あります。
二度目の脳卒中を防ぐための具体的な対策
- 血圧・コレステロールの管理:脳卒中後は血圧とコレステロールを定期的に測定し、上昇があればすぐに医師に相談しましょう。最低でも3か月に1回は診察を受け、家庭用血圧計で日々チェックすると効果的です。目標血圧は140/90 mmHg未満です。
- 食事と体重のコントロール:塩分と脂肪の摂取を減らし、バランスの取れた食事と適度な運動で体重を管理します。適量の赤ワイン(1日1杯程度)を食事と共に摂ると、脳卒中リスクが低下するという研究結果もあります。
- 禁煙:喫煙は脳卒中の大きな危険因子です。禁煙支援プログラムや医師のサポートを利用し、禁煙に取り組みましょう。また、受動喫煙も避けることが重要です。
- 抗血栓薬の使用について医師に相談:血栓の形成を防ぐ抗血栓薬は再発予防に有効です。薬の種類や副作用について十分に説明を受け、指示どおりに服用してください。
- アスピリン療法の検討:アスピリンは血液をサラサラに保ち、血栓予防に役立ちます。適切な用量と服用頻度は医師と相談して決めましょう。
- 心房細動の有無を確認:心房細動は血栓ができやすく、脳卒中の原因となります。心電図検査などで有無を確認し、必要に応じて治療を受けてください。
- 頸動脈内膜切除術(CEA)の検討:頸動脈のプラークが原因で脳卒中が起こることがあります。血管が狭窄している場合、外科的にプラークを除去する頸動脈内膜切除術が有効です。適応の有無は専門医に相談してください。
定期的なフォローアップと生活習慣の改善で、二度目の脳卒中リスクを大幅に下げることが可能です。
