新しいアームア甲状腺薬の効果と副作用

一般的な副作用

新しいアームア甲状腺薬は、甲状腺機能低下症の治療に用いられる甲状腺ホルモン剤です。1日1回、少量から患者個々に合わせて増量しますが、下痢・腹部痙攣・嘔吐・頭痛・体重減少・顔面麻痺・気分変動・脱毛・筋力低下・不安感などの一般的な副作用が報告されています。

潜在的に危険な副作用

稀ですが、重篤な副作用として痙攣、脚・足・足首・手の炎症、呼吸・嚥下困難、頻脈や不整脈、胸痛などが挙げられます。

旧製剤と新製剤の違い

フォレスト・ラボが2009年に行った再調合は、薬剤の化学構造はほぼ変わらず、充填剤の配合を変更したものです。セルロースの増量、コーンスターチの追加、デキストロースの減少が行われましたが、長年使用していた患者の中には、薬効が低下し甲状腺機能低下症の症状が再び現れたという報告があります。

新製剤に関する問題点

主な苦情は2点です。① 薬効低下により脱毛・倦怠感・うつ症状が再発すること。② 一部の患者で血中TSH(甲状腺刺激ホルモン)濃度が上昇し、以前は低値だった人でも高値になるケースが報告されています。TSHは代謝を調整するホルモンで、過剰または不足すると甲状腺機能に異常を来します。現在、これらの問題は患者の体験談に基づくもので、体系的な研究はまだ不足しています。

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